秋田忠義・・・横関愛造と「改造」の4号から編集に携わり、有力誌に育てた。アインシュタイン日本招聘の際は、特使としてドイツに派遣された。馬込文学圏(臼田坂周辺)にいた頃は、「改造」から身を引いていた。新築したばかりの家を捨てて夜逃げ同然にいなくなり、尾崎士郎の小説『空想部落』の横川大助のモデルになる。後に某社の重役になる。編集した本に『図解 満州体系』がある。