小田原で養ったエスプリ

81年前の3月5日、小田原の実家に帰った牧野信一(30)が転居通知を出しています。帰郷の主な理由は、生活の窮乏と神経衰弱と痔疾だったようです。

小田原に戻った牧野は、海辺に仕事部屋を借り、執筆のかたわら洋書を含めさかんに読書しています。彫刻家の牧雅雄や詩人の藤浦洸らと交遊したのもこの頃です。小田原にとどまったのは、昭和5年に再上京するまでの3年間です。

昭和5年発行の『西部劇通信』には、牧野が小田原で養ったエスプリがきらめいています。

参考サイト:
神奈川近代文学館> web資料室 > 神奈川文学年表 > 昭和元年〜10年→
作家牧野信一氏の生誕百年(+9年)を祝すページ→

[馬込文学マラソン] 牧野信一の『西部劇通信』を読む→

※当ページの最終修正年月日
2008.2.29