2人の出会い

94年前の2月14日、室生犀星が前橋の萩原朔太郎を訪ね、2人は初めて顔を合わせます。近代文学史上において、ことに馬込文学史上において、記念すべき日といっていいでしょう。

最初の二人の印象はお互いあまりよくなく、犀星の目に映った朔太郎は“気障な野郎”で、朔太郎の目に映った犀星は“肩をいからせた無骨者”だったとか。最初はそんなものかもしれませんね。

朔太郎は利根川沿いの一明館(旅館)に犀星のために宿を取り、犀星はそこに3月8日まで逗留します。費用の一切は朔太郎持ちだったそうです。朔太郎も太っ腹ですが、堂々とおごらせる犀星もスゴい。

二人は毎日会って、理解を深め合ったそうです。

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※当ページの最終修正年月日
2008.2.13