北海道の開拓生活を描く

102年前の2月11日、辻村もと子が北海道岩見沢市で生まれました。

辻村もと子には、自身の父親をモデルに北海道の開拓生活を描いた長編小説『馬追原野(まおいげんや)』があります。第1回「樋口一葉賞」を受賞(昭和17年)したもので、彼女の代表作とされるものです。

辻村もと子は、昭和15年頃(34歳)、馬込文学圏(大森西)の大野屋荘に住んでいます。年譜に「七月、性格の相違から吉久保恒之介と離婚。大森に居住して文学に専念する」とあり、『馬追原野』の上梓が昭和17年ですので、『馬追原野』は大森時代に書かれたのかもしれません。

辻村もと子が住んだ大野屋荘は、春日橋交差点近く、現在MIMOZAとメイヒルズ若山(ともにマンション)が建っている辺りにありました。

参考サイト:
YOMIURI ONLINE>北海道初>旅ものがたり> 愛する“馬追原野”眺めて(空知・長沼町)→

参考文献:
・『馬追原野(復刻版)』(長沼町教育委員会 平成5年)
・『馬込文士村ガイドブック(改訂版)』
 (東京都大田区立郷土博物館編 平成8年)P.51
・『火災保険特殊地図 N0.61』
  (沼尻長治作成 昭和13年)

※当ページの最終修正年月日
2008.2.10